私はザレフスキ・プシェメックで、二十六歳である。ワルシャワ大学の日本学科の五年生で、そして、ワルシャワ大学の経済学部と経営学部の学生である。両方の学部で修士論文を書いていて、卒業試験は今年に受けるつもりである。今年日本学科にも卒業試験に受けるつもりである。
趣味は軍隊の兵法である。十九世紀まで戦争の歴史と軍隊の戦略に興味がある。だから、日本学科で文禄の役と慶長の役について修士論文をかいている。これは広いテーマであるから、ブログのテーマは倭寇にきめた。
本研究は、倭寇 についてである。倭寇がどのようなものであり、どのように略奪していたのか、また、日本と韓国と中国にどのような関係があったのか、あわせて検討するためのものである。
論文のテーマは、倭寇 - 活動、武器、船
このテーマに関して、いくつか先行研究がある。たとえば、十五世紀と十六世紀の日本の外交と外国貿易についての研究や、文禄の役と慶長の役について研究に倭寇の問題がとりあげられている。しかし、倭寇についてのみの研究はすくない、主に外交と貿易に関することが研究の対象となってきた。そこで、本研究では、倭寇の起源、外交と貿易との関係、倭寇の船と武器と戦法に関して、考察したい。
よろしくお願いします。
単語表
倭寇 (わこう) - pirates of the far east - piraci Dalekiego Wschodu
海賊(かいぞく)- pirates operating on waters between Shikoku and Honsiu - piraci działający na wodach pomiędzy Shikoku i Honshū
鎌倉 - Kamakura
幕府 - Bakufu (regime of the shogunate) - bakufu (rządy shogunatu)
足利 - Ashikaga family - ród Ashikaga
足利義満 - Ashikaga Yoshimitsu (1358 – 1408)
対馬 - Tsushima
元朝 -(がんちょう)- Dynastia Yuan (1271-1368)
明朝 -(みんちょう)- Dynastia Ming (1368-1644)
臣従の誓い - (しんじゅうのちかい) - homage - hołd lenny
寄贈品 -(きぞうひん) - gifts - dary
制限 - (せいげん) - restriction - ograniczenia
略奪 -(りゃくだつ)- pillage - grabież
略奪品 - loot - łup
大名 - daimyo - daimyo
鉄砲 -(てっぽう)- firearms - broń palna
火縄銃 -(ひなわじゅう)- arquebus (matchlock gun) - arkebuz
大砲 - (たいほう)- cannon - działo
ブリーチローディング - breech-loading - odtylcowe ładowanie broni
マズルローダー - muzzle loader - broń ładowana odprzodkowo
鎧 - (よろい) - armor - zbroja
胴鎧 -(どうよろい) - cuirass - kirys(napierśnik)
船倉 -(せんそう) - hold - ładownia
容量 -(ようりょう)- capacity - pojemność
マカオ - Macau - Makao
奴隷 -(どれい)- slave - niewolnik
密輸 -(みつゆ)- smuggle - przemyt
強要 -(きょうよう) - extortion - wymuszenie
攻撃 -(こうげき) - attack - atak
防御 -(ぼうぎょ) - defence - obrona
見せかける - pretend/feign - udawać
烽火台 - (のろしだい)- beacon - latarnia sygnalizująca o zagrożeniu
要塞化 - (ようさいか) - fortifications - fortyfikacje
ブラックパワー - black powder - proch czarny
船型 types of ships Rodzaje statków
遣明船 - (けんみんせん) - Kenminsen
関船 - (せきぶね) - Sekibune
安宅船 - (あたけぶね) - Atakebune
小早船 - (こばやぶね) - Kobaya
プシェメック君のブログはとてもよく作られていると思う.レイアウトは読みやすいで、単語リストがあるため研究計画書や論文のテーマはわかりやすくなる。
返信削除森山@お茶大です。
返信削除私は昔から、
中国、韓国、日本の関係は、
ロシア、ポーランド、ドイツの関係に似ている部分があります。
倭寇という点においてはどうかわかりませんが。
初めまして。お茶の水女子大学大学院生の王亜茹と申します。
返信削除中国北京の出身です。日本に来て、もう10あまり経ちました。プシェメックさんの研究テーマはとても面白そうで、ぜひ一緒に勉強させていただきたいと思います。
中学校の歴史の授業で、初めて「倭寇」という言葉を学びました。簡単に言うと、「海賊」のことですね。中国の明史に多く記載されているようですが。
中国の明朝に「戚継光」という武将がいて、倭寇を鎮めた民族英雄として、中国人なら、誰でも知っているぐらいの人物です。
話によりますと、当時の「倭寇」は、日本人だけでなく、朝鮮半島の人や中国人など、海賊になった人の総称だそうです。これは本当でしょうか。
色々と、教えてくださいね^^
私はプシェメクさんがそんなテーマについてブログを書いているとびっくりしましたね。実は、日本にも倭寇があったと思ったことが全然ありません。。。 倭寇について何もわかりません。単語表を読んだことにもとづいて、それは非常に面白そうと思えるから新しいポストが待ち遠しくて仕方ないですね。
返信削除プシェメックさん、初めまして。佐野先生の後輩で、お茶の水女子大学大学院生の石井佐智子(いしい さちこ)と申します。個人の事情で12月末までしかコメントができませんが、どうぞ宜しくお願いします。
返信削除倭寇については中学、高校の歴史の授業で簡単に習いましたが、詳しい実態までは知りません。プシェメックさんもおっしゃるように、倭寇についてはまだわからないことも多いのでしょうね。
軍隊の兵法について、ご関心があるとのこと。
確かに倭寇がどのような集団で、どのような船・武器で、どうやって戦っていたか、気になります。
興味深いご研究ですね。楽しみにしています。